オンラインカジノへゲームを提供する企業が、ゲームプロバイダです。
このゲームプロバイダの業界にあって、大手のバックグラウンドを持つゲームプロバイダがマイクロゲーミングです。
そんなマイクロゲーミングとは、どんな企業なのかを紹介し、先進的な試みについてもまとめました。
これを読めばきっとマイクロゲーミングが、どのような企業かを知ることができるのではないでしょうか。
ゲームプロバイダー大手
マイクロゲーミングは、1994年に世界で初めてオンラインカジノ向けのゲームを開発した老舗企業です。
そして、そのパイオニア精神から2004年には同じく、世界でも珍しかったモバイル向けのオンラインカジノのソフトウェアを開発している企業でもあります。
映画の名作、ジュラシックワールドともタイアップしたタイトルでオンラインカジノのゲームを提供し、大ヒットを飛ばした実績を持ってもいます。
これら以外にも毎月のように新作のゲームをリリースし、プレスリリースで紹介しているだけでなく、多くのオンラインカジノに即時導入しているのも特徴といえるでしょう。
また、ジャックポットのジャンルでは、世界最大の規模を有し、実に12億ユーロ以上もの金額を支払っても来ました。
その実績は、1度の支払いの金額で2009年にギネス記録を記録しています。
現在はイギリスの離島、マン島に本社を構えており、ここから世界中の拠点と共同開発で、様々なゲームを現在もリリースしています。
その拠点は、イギリスの他、主な国だけでもデンマークやスウェーデンといった北欧、スペイン、イタリア、ポルトガルや東欧、コロンビアなどの南米等です。
実際のカジノが行われるようなエリアでも、事業展開しているのが特徴です。
eCOGRAの設立
マイクロゲーミングは、2003年にeCOGRA(イーコグラ)の設立にもかかわっています。
この組織は、e-Commerce and Online Gaming Regulation and Assurance(ゲーミングサイト監査機関)と呼ばれる機関で、オンラインカジノをはじめとしたネット上のギャンブルの独立審査機関として設立された組織です。
非営利活動法人(NPO)として、多くのオンラインカジノのゲームの審査を行っており、安全で安心なギャンブルの運営を行っているかを逐次審査している機関でもあります。
基本としている審査基準として、常に公平なゲームを提供しているか、タイムリーで効果的な支払いをしているか、問題には迅速に解決を図っているかといった点を審査しています。
この機関を立ち上げるにあたって、マイクロゲーミングは資金を一部提供しており、業界の健全化に対しても真摯に取り組んでいるのが特徴です。
先進的な取り組み
マイクロゲーミングは、先進的な取り組みとしてVRにも力を入れています。
機器を見につけるだけで、非現実的な仮想の世界へアクセスできるこの技術を利用して、VR上で体験できるカジノを開発しているのです。
単独の技術では難しいため、アメリカの大手VRヘッドセットメーカーのOculus Rift社と提携し、独自の装置を開発してもいます。
このようにVRによって、実際のカジノのような雰囲気をネット上に作り出すことができ、よりリアリティのあるカジノゲームを提供することにも力を入れ始めています。
こういった取り組みをしつつ、現状のライブカジノにおいても動作のしやすさを追求し、快適なゲームができるように動きがスムーズで軽さを感じるようなライブカジノも提供しているのです。
ゲームプロバイダの大手として、また元々の社風であるパイオニア精神によって、マイクロゲーミングは現在も様々な試みを行っているといえるでしょう。
こういったVRの開発やライブカジノの充実といった取り組みなど直接的なものだけでなく、様々なカジノゲームの先進的な技術や新作のリリースなどをウェビナーという形で、全世界にリアルタイムでライブ配信するとい
うイベントを定期的に行っている点もゲームプロバイダとして注目すべき点です。
拡大を続けるマイクロゲーミング
マイクロゲーミングは企業としての規模も大きくしています。
その理由として、多くの企業と提携したり、マイクロゲーミングの傘下に置くといった活動をしていることです。
2020年の秋から冬にかけても、いくつかの企業とパートナーシップを結んだり、メンバーに加えています。
実力派のゲームスタジオを中心にスロットの分野で様々な技術を持つ企業と協力しており、今後も様々な技術を生かしたスロットマシンを中心に様々なゲームを提供することが期待されます。
多くのスタジオと協力して、自社単独の開発だけでなく、スタジオの技術やスタッフのマンパワーも借りながら、毎月のように様々な魅力あるタイトルをリリースし、その規模の拡大を行っているのがマイクロゲーミングの現在です。